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デンタルオフィス
まず提案の骨子となった事は、構造に束縛されない無柱のオープンなクリニックを 考える事だった。
そこで、構造家と検討したのは、両サイドのジグザグなコンクリート壁を 主体構造壁とする案だった。
無柱の空間を作る為に、直線的な壁構造では無く、奥行きをもった、柱と同等の断面積を もつことが可能な形状としてこのジグザグな壁の形状が採用された。
一定の規則性を持って雁行する壁は、ややもすると平坦になりやすい内部空間に 変化を演出し、構造的にも理にかなったシステムとなった。雁行する壁は診察室に
複数の診察台を個別に設置するエリアを造り出している。これもこの壁が潜在的に 持ち合わせいた機能的な特徴である。
両隣りを建物で囲まれた敷地のため、道路側(北側)と線路側(南側) に開口部を集約させ、構造壁で両サイドを囲まれた無柱のフリースペースを
作る事が可能になった。
メインの診療スペースは、作業エリアをコアスペースとして集約してしまい、 診察スペースとの関係をより明確に煩雑にならない様にと心掛けた。
各スペースの配置も今後予想される拡張や変更にフレキシブルに対応できる一筆書き の動線計画としている。
診察スペースをより広く確保する為に、診察サポート機能は、ニ枚のコンクリートの壁の間に、 鉄骨で組まれた箱を中二階として浮かす事で対処し、単調になりがちな空間構成に
ボリューム感と、歩道から見える建物の立面に奥行きと立体感を与えている。
駅から5分程の好立地の建物が、街並の顔として、夜には全面ガラスのスクリーンを 通して魅力的な街の明かりを訪れる患者さんや道行く人に投げかける。
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DATA
所在地
主要用途
敷地面積
建築面積
延床面積
1階
2階
3階
建ぺい率
容積率
階数
構造 |
東京都立川市
矯正歯科診療所
134.33m2
106.63m2
230.04m2(69.59坪)
97.35m2(29.45坪)
100.15m2(30.30坪)
32.54m2( 9.84坪)
79.38%(許容: 80%)
171.25%(許容:500%)
地上3階建
鉄筋コンクリート造
一部鉄骨造 |
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